鯖と山芋と私

30 dai no mo jo

チオビタ

残業続きで遅くに帰って、家族の寝静まった台所でサプリメントをムシャムシャしてると、父が起きてきて「お疲れですね。そんな娘に…」とチオビタをくれた。

ありがたくいただいてお布団に入り、今日もいつものように家を出ようとしたら、居間で両親が話してるのが聞こえた。

「昨日も遅かったけど、元気みたいでよかったわ」

「ゆうべチオビタをあげたのが効いたかな~、もっと買っておこうよ」

なんかちょっと気恥ずかしくなっちゃうような。

 

私は独身だからこれからも一生働くし、何かのご縁で億が一結婚できたとしても、たぶん普通に働き続けると思う。

でも子供の頃からこういう、愛をもって誰かの生活を支える人の生き方に触れてると、専業主婦もいいなぁ~って思っちゃう。

 

私も誰かにチオビタあげたい。できれば愛する人に。